“まつむら”の漢字の書き方と例文
語句割合
松村100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まるでこの間の刑事さん見たいね」〆治は大業おおぎょうに笑いながら「それはありましたわ。松村まつむらさんていうの。この近くの山持の息子さんで、それや大変なのぼせ様でした。 ...
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
このあたり裏道うらみちけて、松村まつむら小松こまつ松賀町まつかちやう——松賀まつかなにも、鶴賀つるかよこなまるにはおよばないが、町々まち/\もふさはしい、小揚連中こあげれんぢう住居すまひそろひ、それ、問屋向とんやむき番頭ばんとう手代てだい、もうそれ不心得ふこゝろえなのが
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「馬鹿に詳しいもんだね」と、聞手の青年、即ち松村まつむらが、こう口を入れた。
一枚の切符 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)