“本気”のいろいろな読み方と例文
旧字:本氣
読み方割合
ほんき77.8%
ぽんぎ11.1%
むき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづいて、ピシッ、馭者ぎょしゃがむちをあてるとうま本気ほんきになってはししました。そとていると、だんだんえきからとおざかりました。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
でもみぎ申上もうしあげたとおり、わたくしべつ貞女ていじょ亀鑑かがみでもなんでもございませぬ。わたくしはただどこまでも自分じぶん勝手かってとうした、一本気ぽんぎ女性じょせいだったにぎないのでございます。
「叱られますよ。」とお庄はまた本気むきになって見せた。その顔はあかかった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)