“本氣”のいろいろな読み方と例文
新字：本気
読み方割合
ほんき83.3%
むき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あなたは眞面目（まじめ）でゐらつしやいますか？　本當に私を愛してゐらつしやるのですか？　本氣（ほんき）で私に妻になつて欲しいと思つてゐらつしやるのですか？」
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)
「今度（こんだ）は己（おれ）の番（ばん）かも知（し）れない」と云（い）ふ事（こと）があつた。御米（およね）はそれを冗談（じようだん）とも聞（き）き、又（また）本氣（ほんき）とも聞（き）いた。稀（まれ）には隱（かく）れた未來（みらい）を故意（こい）に呼（よ）び出（だ）す不吉（ふきつ）な言葉（ことば）とも解釋（かいしやく）した。
門 (旧字旧仮名) ／ 夏目漱石(著)
この一件が持上るに及び、忽ち本氣（むき）になつて力（りき）み出した。
古い村 (旧字旧仮名) ／ 若山牧水(著)