“晴日(はれひ)” の例文
夫(それ)で宜(よ)けれど彼(あ)れほどまでに思(おぼ)しめし入(い)れたもの左(さ)らばと云(い)ひて斷念(あきらめ)のつく筈(はづ)なし我身(わがみ)の願(ねが)ひが叶(かな)へばとて現在(げんざい)お心(こゝろ)知(し)りながら夫(それ)もつらし是(こ)れも憂(う)しと迷(まよ)ひに心(こゝろ)も夕暮(ゆふぐれ)の空(そら)お八重(やへ)つく/″\詠(なが)むれば明日(あす)も晴日(はれひ)か西(にし)の方(かた)のみ紅(くれな)ゐの雲(くも)たな引(び)きぬ
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)