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日
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け
ふりがな文庫
“
日
(
け
)” の例文
この次に、「
淡海路
(
あふみぢ
)
の
鳥籠
(
とこ
)
の山なるいさや川
日
(
け
)
の
此頃
(
このごろ
)
は恋ひつつもあらむ」(巻四・四八七)という歌があり、上半は序詞だが、やはり古調で佳い歌である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
相見ずて
日
(
け
)
長くなりぬ
此
(
この
)
頃は
如何
(
いか
)
に
好去
(
さき
)
くやいぶかし
吾妹
(
わぎも
)
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
われもまた 日に
日
(
け
)
に
益
(
まさ
)
る
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
この歌の、「朝に」は時間をあらわすので、「
朝
(
あさ
)
に
日
(
け
)
に出で見る毎に」(巻八・一五〇七)、「朝な夕なに
潜
(
かづ
)
くちふ」(巻十一・二七九八)等の「に」と同じい。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
相見ずて
日
(
け
)
長くなりぬ此頃は如何に
好去
(
さき
)
くやいぶかし
吾妹
(
わぎも
)
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
▼ もっと見る
われもまた 日に
日
(
け
)
に
益
(
まさ
)
る
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
なお、赤人の歌には、この歌の次に、「あしひきの山桜花
日
(
け
)
ならべて
斯
(
か
)
く咲きたらばいと恋ひめやも」(巻八・一四二五)ほか二首があり、清淡でこまかい
味
(
あじわ
)
いであるが、結句は、やはり弱い。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
われもまた 日に
日
(
け
)
に
益
(
まさ
)
る
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
さみだれの
日
(
け
)
ならべ降れば
市
(
いち
)
に住む我が
腎
(
じん
)
ははや衰へにけり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“日”の意味
《名詞》
(ひ、ニチ、ニッ)太陽。
(ひ、ニッ)日光。日差し。
(ひ、ニチ、ニッ、ジツ)地球が1周の自転をするのにかかる時間の単位。おもに平均太陽日。暦日。
(ひ、ニチ、ニッ)太陽が観測できる時間帯。昼。
(ひ、ニチ、ニッ、ジツ)特定の一日。
(ひ、ニチ、ニッ)日数。日々。
(出典:Wiktionary)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“日”を含む語句
日本
昨日
明日
一昨日
日光
日中
今日
日本人
過日
日常
一日
後日
平日
日向
幾日
終日
何日
先日
春日
毎日
...