“数度(すうど)” の例文
旧字:數度
ミハイル、アウエリヤヌイチは一人(ひとり)して元気(げんき)よく、朝(あさ)から晩(ばん)まで町(まち)を遊(あそ)び歩(ある)き、旧友(きゅうゆう)を尋(たず)ね廻(まわ)り、宿(やど)には数度(すうど)も帰(かえ)らぬ夜(よ)があった位(くらい)。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
これは秀吉(ひでよし)よりも大のり気で、すでに城内(じょうない)で数度(すうど)の下試合(したじあい)をやらせたうえ、家中(かちゅう)から選抜(せんばつ)して武芸者(ぶげいしゃ)十名、鎖帷子組(くさりかたびらぐみ)となづけてめいめいにおなじよそおいをさせ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その時に幕府で軍艦を拵(こしら)えなければならぬと云うことで、亜米利加の公使にその買入方(かいいれかた)を頼んで、数度(すうど)に渡したその金高は八十万弗(ドルラル)、そうして追々(おいおい)にその軍艦が出来て来る筈(はず)。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)