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打果
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うちはた
ふりがな文庫
“
打果
(
うちはた
)” の例文
眉間
(
みけん
)
に
打疵
(
うちきず
)
を受けました、其の時私は蟠龍軒を始め一同の者を
打果
(
うちはた
)
そうかとは思いましたが、予て母の意見もあります事ゆえ、無念を忍んで其の儘帰宅いたしました
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
も
捕
(
とら
)
へんとて爭ふ所へ私は
駈付
(
かけつけ
)
夫と見るより切付しに
過
(
あやま
)
つて彼の女を切殺し又悴は雲助を
打果
(
うちはた
)
せしかば如何ならんと
相談
(
さうだん
)
致し傳吉を
罪
(
つみ
)
に
落
(
おと
)
さんと二人か
首
(
くび
)
を切り川へ流し着類を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
悪戯
(
いたずら
)
に蛇を投げかけようとした者を已に
打果
(
うちはた
)
すとて
刀
(
かたな
)
の柄に手をかけた程蛇嫌いの士が、後法師になって、蛇の
巣
(
す
)
と云わるゝ
竹生島
(
ちくふじま
)
に
庵
(
いおり
)
を結び、蛇の中で修行した話は、
西鶴
(
さいかく
)
の物語で読んだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
討
(
うつ
)
て
貰
(
もら
)
ふが
能
(
よい
)
と
懇切
(
ねんごろ
)
さうに申
聞
(
きけ
)
又
居直
(
ゐなほ
)
りて御奉行樣私よりも願ひ上ます妹の安は此三次めが殺せしと承まはる上からは
直
(
すぐ
)
にも
打果
(
うちはた
)
すべき
奴
(
やつ
)
なるに
現在
(
げんざい
)
妹の敵と
名乘
(
なのる
)
に
側
(
そば
)
に居ながら手も出されぬ我が身は如何に
口惜
(
くちを
)
しと
齒
(
は
)
がみを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀