“我手”の読み方と例文
読み方割合
わがて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天上の最も明(あきらか)なる星は我手(わがて)に在りと言はまほしげに、紳士は彼等の未(いま)だ曾(かつ)て見ざりし大(おほき)さの金剛石(ダイアモンド)を飾れる黄金(きん)の指環を穿(は)めたるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
頬(ほゝ)の肉(にく)を引掴(ひツつか)んで、口惜涙(くやしなみだ)、無念(むねん)の涙(なみだ)、慚愧(ざんき)の涙(なみだ)も詮(せん)ずれば、たゞ/\最惜(いとを)しさの涙(なみだ)の果(はて)は、おなじ思(おも)ひを一所(いつしよ)にしようと、私(われら)これ又(また)此(こ)の通(とほ)り、兩眼(りやうがん)を我(われ)と我手(わがて)に
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
両人(ふたり)の者へ歎(なげ)きを掛けるような事が身に報(むく)ったのだ、今また其の方を我手(わがて)で殺すとはあーア飛んだ事、是も皆天の罰(ばち)、こりゃア頭髪(かしら)を剃毀(そりこぼ)って罪滅ぼしを致さんければ世に居(お)られぬ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)