“我手元”の読み方と例文
読み方割合
わがてもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めし其方そのはう妻女さいぢよちかき頃安産あんざんいたせしと聞及ぶしかるに間もなく其兒そのこ相果あひはてしよし其方は男子なんしの事なれば左程さほどにも思ふまじけれども妻女さいぢよは定めてふところさびしくも思ふべしさいはひこの度出生しゆつしやうせし徳太郎はが爲には四十二の二ツ子なりよつ我手元わがてもとにて養育やういく致し難し不便ふびんには思へども捨子すてごにいたさんと思ふなりそのはう取上とりあげ妻女の乳を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)