我心わがこゝろ)” の例文
むねのなやみにのおそろしく、おもへば卑怯ひけふ振舞ふるまひなりし、おこなひはきよくもあれこゝろくさりの棄難すてがたくばおな不貞ふていなりけるを、いざさらば心試こゝろだめしにはいまゐらせん、殿との我心わがこゝろ見給みたま
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あはれ、やうやく我心わがこゝろ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
おきては別莊守べつそうもりの夫婦ふうふのみなれど最愛さいあいむすめ病氣びやうきとのことなり本宅ほんたくよりの使つかたへければことによそへて杉原すぎはらのことはするに本宅かしこにも此頃このごろさらにまゐたまはずといふるにてもなんとしたまひしにや我心わがこゝろ
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たとふれば我心わがこゝろ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
ここに我心わがこゝろ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)