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慰
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いた
ふりがな文庫
“
慰
(
いた
)” の例文
図画
(
ずが
)
の
先生
(
せんせい
)
は、すずめの
巣
(
す
)
を
大事
(
だいじ
)
そうに
持
(
も
)
って、はいっている
子
(
こ
)
すずめを
慰
(
いた
)
わるようにして、あちらへいってしまわれました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
平次の調子があまりに穏やかなのと、その言葉の奥に優しく
慰
(
いた
)
わる響があるので、お鶴はびっくりして顔を挙げました。お鶴の想像していた御用聞という概念とはおよそ心持の違った平次です。
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
森の梢に
棲
(
すみか
)
を造っている小鳥は、夢を驚かされて、雌鳥は雛鳥を
慰
(
いた
)
わって巣の上にしがみ付いた。雄鳥は、慌しく巣の周囲を飛び廻って叫び立てた。
薔薇と巫女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなはたがいに
慰
(
いた
)
わり
合
(
あ
)
いながら、
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
を
頼
(
たよ
)
りに
歩
(
ある
)
いてきましたが、このとき、ちら、ちら、と
雪
(
ゆき
)
が
降
(
ふ
)
ってくると、もはや、一
歩
(
ぽ
)
も
前
(
まえ
)
へは
進
(
すす
)
めなかったのです。
春になる前夜
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
慰
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“慰”を含む語句
慰藉
慰撫
御慰
慰藉料
慰安
安慰
言慰
慰楽
慰問
慰労
腹慰
慰草
慰樂
手慰
弔慰
慰藉金
心慰
慰斗
慰藉者
慰物
...