“愛子(あいこ)” の例文
愛(あい)ちやんの驚(おどろ)きや如何(いか)ばかり、白兎(しろうさぎ)が、その細(ほそ)い金切聲(かなきりごゑ)を張上(はりあ)げて、『愛子(あいこ)!』と其(そ)の名(な)を讀(よ)み上(あ)げました時(とき)の。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
定子の住む同じ土地に帰って来たと思うだけでももう胸はわくわくした。愛子(あいこ)も貞世(さだよ)もどんな恐ろしい期待に震えながら自分の帰るのを待ちわびているだろう。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
萩の花の落ちこぼれた水の瀝(したた)りは、静かな夕暮の中に、幾度(いくたび)か愛子(あいこ)の小さい咽喉(のど)を潤(うる)おした。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『私(わたし)の名(な)は愛子(あいこ)です、陛下(へいか)よ』愛(あい)ちやんは頗(すこぶ)る恭々(うや/\)しく申(まを)し上(あ)げました、しかし愛(あい)ちやんは心(こゝろ)の中(うち)では
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)