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後
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あ
ふりがな文庫
“
後
(
あ
)” の例文
其故ハ
此三十日計
(
ばかり
)
後
(
あ
)
ト、幕吏ら龍馬の京ニ入りしと
謬伝
(
びゆうでん
)
して、
邸江
(
土佐藩邸へ
)
もたずね来りし。されバ二本松
薩邸
(
薩摩藩邸
)
ニ早〻入候よふとの事なり。
手紙:114 慶応三年十月十八日 望月清平あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
是れはたしか黒澤
翁麿
(
おきなまろ
)
あたりの工夫でありませうか、少數のむつかしい假名から教へて行くと云ふと、
後
(
あ
)
との
容易
(
やさ
)
しいのは自然に分ると云ふ方法があります。
仮名遣意見
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
具足櫃も常は
後
(
あ
)
とになり先きになって持たせたが、この際は父の進む前に厳めしく舁がせる。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
何か分別はあるまいかなと、
後
(
あ
)
と
足
(
あし
)
を折って思案したが、ふと思い出した事がある。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
電話が二度も演舞場からかかってきて、何やらの踊りの鼓を受け持つことになっている歌子の来ようが遅いので、一度は
後
(
あ
)
と廻しにしたけれど、早く来てくれないと困るというのであった。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
後
(
あ
)
とになし渡り求むる阿部川の此方の岸へ
着
(
つく
)
船
(
ふね
)
へ
飛乘
(
とびの
)
る
機會
(
とたん
)
に
後
(
うしろ
)
からヤレ
待居
(
まちを
)
らう重五郎と
追駈
(
おつかけ
)
來るは別人ならず
江尻
(
えじり
)
の宿の
落破戸
(
ならずもの
)
儀右衞門と云男なり
最
(
いと
)
も白妙が
馴染客
(
なじみきやく
)
にて是迄多くの金銀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“後(
前後
)”の解説
前後(ぜんご・まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。この内、進む方向を前(まえ)、これと対蹠に退く方向を後(うしろ)という。
古くは「まへ」・「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“後”を含む語句
後退
最後
後妻
午後
背後
後日
後生
後方
其後
以後
後継
後日譚
前後
後裔
後々
向後
後見
後宮
後来
明後日
...