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彼
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あん
ふりがな文庫
“
彼
(
あん
)” の例文
正「花魁が何んで
彼
(
あん
)
なお客に惚れましょう、私は大嫌い、あの屁っぴり侍の屁ッチョロな、
彼
(
あ
)
のくらいいやなお客は有りません、あの屁っぴり侍」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『アラ
彼
(
あん
)
な事を。
相変
(
あひかは
)
らず口が悪いのね。』
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
紋「じゃが
何
(
なん
)
じゃの、
何故
(
なぜ
)
お
兄様
(
あにいさま
)
は
彼
(
あん
)
な奴を愛して側近く置くかの、
彼
(
あれ
)
はいかん奴じゃ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
文「逢いたいが、お
母様
(
っかさん
)
の前で
彼
(
あん
)
な荒々しい奴が話をしては、お驚きなさるといけないから、
角
(
かど
)
の
立花屋
(
たちばなや
)
へ
連
(
つれ
)
って往って、
酒肴
(
さけさかな
)
を出して
待遇
(
もてな
)
してくれ、己が
後
(
あと
)
からお暇を戴いて
往
(
ゆ
)
くから」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鐵「だから云わねえ事じゃアねえ、
先方
(
むこう
)
は
彼
(
あん
)
な姿で来たって八州の隠密だよ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
花「振袖物は
皆
(
みん
)
な
彼
(
あん
)
なに長うございます」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“彼”の意味
《代名詞》
(か:古語) 遠称。あれ、あちら、あの。
(かれ)三人称。
《名詞》
(かれ)ボーイフレンド又は男性の恋人。
(出典:Wiktionary)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
“彼”を含む語句
彼方
彼女
彼処
彼方此方
彼地
彼奴
彼様
彼岸
彼家
彼処此処
彼處
彼此
彼得
彼等
彼奴等
彼樣
彼是
誰彼
彼所
彼男
...