弟妹ていまい)” の例文
両親と弟妹ていまいの四人は、戦争中に疎開先そかいさき戦災せんさいにあって死に、東京で大学院学生兼助手をして残っていた、かれ左馬太だけが生き残っているのである。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかしこの手紙が、松江にとってどれほど無理むりな注文であるかを先生は知っていた。赤ん坊のユリエはいなくなっても、松江にはまだ弟妹ていまいが二人あった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
弟妹ていまいおおい、まずしいいえそだったおたけは、おおきくなると、よそにはたらかなければなりませんでした。
だまされた娘とちょうの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
夫の弟妹ていまいなどは家の弟妹のごとく可愛がりその上婢僕ひぼくは自分の子供のごとくによくあわれんで使ってやれ
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
弟妹ていまいの声が聞える。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東京はどうだろう? 病身の両親や、幼い弟妹ていまいなどが、恐ろしい空襲をうけて、どんなにおびえているだろうか。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ちいさな弟妹ていまいおお勇蔵ゆうぞうは、いえにいれば、あかぼうってりをしなければならなかったのです。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)