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引眉毛
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ひきまゆげ
ふりがな文庫
“
引眉毛
(
ひきまゆげ
)” の例文
今夜も又木戸番か何たら事だ面白くもないと肝癪まぎれに
店前
(
みせさき
)
へ腰をかけて駒下駄のうしろでとん/\と土間を蹴るは二十の上を七つか十か
引眉毛
(
ひきまゆげ
)
に作り生際
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
洋装、和装、頬紅、口紅、
引眉毛
(
ひきまゆげ
)
取り取りにニタニタ、ヘラヘラと笑い
傾
(
こ
)
けながら、荘厳を極めたロココ式の応接間に押し並んだところは、どう見ても妖怪だ。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
店先へ腰をかけて
駒下駄
(
こまげた
)
のうしろでとんとんと土間を蹴るは
二十
(
はたち
)
の上を七つか十か
引眉毛
(
ひきまゆげ
)
に作り
生際
(
はえぎわ
)
、
白粉
(
おしろい
)
べつたりとつけて唇は人喰ふ犬の如く、かくては
紅
(
べに
)
も厭らしきものなり。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
海山越えてこの土地ばかりへも二度の
引眉毛
(
ひきまゆげ
)
またかと言わるる大吉の目に入りおふさぎでござりまするのとやにわに打ちこまれて俊雄は縮み上り
誠恐誠惶
(
せいきょうせいこう
)
詞
(
ことば
)
なきを
同伴
(
つれ
)
の男が助け上げ今日
観
(
み
)
た芝居
咄
(
ばなし
)
を
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
今夜
(
こんや
)
も
又
(
また
)
木戸番
(
きどばん
)
か、
何
(
なん
)
たら
事
(
こと
)
だ
面白
(
おもしろ
)
くもないと
肝癪
(
かんしやく
)
まぎれに
店前
(
みせさき
)
へ
腰
(
こし
)
をかけて
駒下駄
(
こまげた
)
のうしろでとん/\と
土間
(
どま
)
を
蹴
(
け
)
るは二十の
上
(
うへ
)
を七つか十か
引眉毛
(
ひきまゆげ
)
に
作
(
つく
)
り
生際
(
はへぎは
)
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
今夜も又木戸番か、何たら事だ面白くもないと
肝癪
(
かんしやく
)
まぎれに
店前
(
みせさき
)
へ腰をかけて
駒下駄
(
こまげた
)
のうしろでとんとんと土間を
蹴
(
け
)
るは二十の上を七つか十か
引眉毛
(
ひきまゆげ
)
に作り
生際
(
はへぎは
)
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
眉
常用漢字
中学
部首:⽬
9画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出