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廉々
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かど/\
ふりがな文庫
“
廉々
(
かど/\
)” の例文
なしたりし事なれば尋ねの
廉々
(
かど/\
)
明白
(
めいはく
)
に白状に及びし故
其次
(
そのつぎ
)
に願山を
呼
(
よび
)
出されて其方京都に有りし
時
(
とき
)
日野家に於ては
何役
(
なにやく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この連鎖の主な
廉々
(
かど/\
)
は一、シヤンチリイ二、オリヨン三、ドクトル・ニコルス四、エピクロス五、立体幾何学六、敷石七、果物屋とかう云ふ順序だよ。
病院横町の殺人犯
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
余も感心せざるにあらねど余は
何分
(
なにぶん
)
にも今まで心に集めたる彼れが無罪の
廉々
(
かど/\
)
を忘れ兼れば
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
一成、十太夫は主人右衞門佐に逆意があるなどゝは跡形もない事で、なぜ利章がそんな訴をしたか分からぬと云つた。次で二人は老中側で忠之の越度と認めた
廉々
(
かど/\
)
に就いて、事實上の尋問を受けた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
尋
(
たづ
)
ねられし處多兵衞は少しく
誇
(
ほこ
)
り
面
(
がほ
)
に喧嘩の次第まで
委細
(
くはしく
)
申立しにより
其物語
(
そのものがた
)
りの
中
(
うち
)
廉々
(
かど/\
)
此節の一件に思ひ當りしことなど有ける
故
(
ゆゑ
)
夫
(
それ
)
となしに長々と多兵衞の申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
安五郎重五郎兩人の中にて
盜
(
ぬす
)
み取し樣に聞ゆるが
確
(
しか
)
と然樣かコリヤ汝が
行状
(
ぎやうじやう
)
能
(
よく
)
知たり日頃
不正
(
よろしから
)
ざる趣きなれば
疑
(
うたが
)
はしき
廉々
(
かど/\
)
少からず
吟味
(
ぎんみ
)
中
入牢
(
じゆらう
)
申付ると言渡されけり此儀左衞門の女房を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
廉
常用漢字
中学
部首:⼴
13画
々
3画
“廉”で始まる語句
廉
廉子
廉恥
廉物
廉直
廉価
廉潔
廉立
廉耻
廉州