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廉潔
ふりがな文庫
“廉潔”の読み方と例文
読み方
割合
れんけつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんけつ
(逆引き)
江戸時代の武家は、
悉
(
こと/″\
)
く武藝が出來て、剛直で、
廉潔
(
れんけつ
)
で、庶民の
龜鑑
(
かゞみ
)
になるものばかりであつたと思つたら、それは大變な間違ひです。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
生きて立つ名分があろう。——気を小さく持てば、腹を掻っ切って自己の
廉潔
(
れんけつ
)
を示す道一つが残されているだけである。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
部下の諸将がつぎつぎに
爵位
(
しゃくい
)
封侯
(
ほうこう
)
を得て行くのに、
廉潔
(
れんけつ
)
な将軍だけは封侯はおろか、終始変わらぬ
清貧
(
せいひん
)
に甘んじなければならなかった。最後に彼は大将軍
衛青
(
えいせい
)
と衝突した。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
廉潔(れんけつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
廉
常用漢字
中学
部首:⼴
13画
潔
常用漢字
小5
部首:⽔
15画
“廉”で始まる語句
廉
廉子
廉恥
廉々
廉物
廉価
廉直
廉立
廉耻
廉州
検索の候補
清廉潔白
清廉潔癖
“廉潔”のふりがなが多い著者
アントン・チェーホフ
二葉亭四迷
新渡戸稲造
中島敦
福沢諭吉
吉川英治
永井荷風
野村胡堂