“れんけつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廉潔60.0%
聯結20.0%
連結20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生きて立つ名分があろう。——気を小さく持てば、腹を掻っ切って自己の廉潔れんけつを示す道一つが残されているだけである。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
などの句も、白という色の特殊なイメージが主題になって、これが梅の花に聯結れんけつされているのである。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
が、速度のついた列車が、機関車のブレーキ一つでさされないとすると、脱線だっせん転覆てんぷく……か。わずか二、三りょうではあるが、混合列車こんごうれっしゃのことなので客車も連結れんけつされている。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)