幹事かんじ)” の例文
ひとあしさき幹事かんじえない。やがて、二十分にじつぷんばかりにして、たう幹事かんじとんさんは、飛車ひしやかれたやうなかほをして
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「同志会の幹事かんじ強盗ごうとうの親分である」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
屹度きつと持參ぢさんこと、とふ……けだ發會はつくわい第一番だいいちばんの——おたうめでたうござる——幹事かんじとんさんが……じつ剩錢つりせんあつめる藁人形わらにんぎやうよろひせた智謀ちぼう計數けいすうによつたのださうである。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
で、中二日なかふつかかぞへたのは、やがて十四日じふよつかには、自分じぶん幹事かんじ片端かたはしうけたまはつた義理ぎり宴曾えんくわいひとつあつた。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
次會じくわいをうけた——たう幹事かんじとんさんであつた。六月下旬ろくぐわつげじゆん午後五時ごごごじ
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)