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ばくまつ
ふりがな文庫
“
幕末
(
ばくまつ
)” の例文
これを一読するに
惜
(
おし
)
むべし論者は
幕末
(
ばくまつ
)
外交の
真相
(
しんそう
)
を
詳
(
つまびらか
)
にせざるがために、
折角
(
せつかく
)
の評論も全く事実に
適
(
てき
)
せずして
徒
(
いたずら
)
に一篇の
空文字
(
くうもんじ
)
を
成
(
な
)
したるに過ぎず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
かういふ風に、内外共多事の
幕末
(
ばくまつ
)
の日本に住み、且つまた、江戸にばかりゐずに方々歩き廻つたのであるから、サア・オルコツクの日本紀行の興味の多いのは偶然ではない。
日本の女
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
予また
幕末
(
ばくまつ
)
の
編年史
(
へんねんし
)
を作り、これを三十年史と
名
(
なづ
)
け
刊行
(
かんこう
)
して世に
問
(
と
)
わんとせし時、
誰人
(
たれびと
)
かに
序文
(
じょぶん
)
を
乞
(
こ
)
わんと思いしが、
児
(
じ
)
駿
(
しゅん
)
、
側
(
かたわら
)
に
在
(
あ
)
りて福沢先生の
高文
(
こうぶん
)
を得ばもっとも
光栄
(
こうえい
)
なるべしという。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
のちに
幕末
(
ばくまつ
)
から
明治
(
めいじ
)
にかけてかつやくした
人
(
ひと
)
たちがでました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
幕末
(
ばくまつ
)
、天保のころになると、江戸繁昌記深川のくだりには
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
当時
薩兵
(
さっぺい
)
の
勢
(
いきおい
)
、
猛烈
(
もうれつ
)
なりしは
幕末
(
ばくまつ
)
における長州の
比
(
ひ
)
にあらず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
“幕末”の意味
《名詞》
江戸幕府が日本を治めていた江戸時代の末期。日米和親条約 (1854年)の締結から大政奉還 (1867年)までとする場合もあるが、単に江戸幕府の終わりごろという意味でも用いられる。
(出典:Wiktionary)
幕
常用漢字
小6
部首:⼱
13画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“幕”で始まる語句
幕
幕間
幕府
幕僚
幕下
幕舎
幕切
幕吏
幕賓
幕屋