“常(じょう)” の例文
以前だったら、毎日のように、それこそ喜んで常(じょう)びッたりになったに違いない。……が、御新造のいなくなったいまとなっては、たのむ木蔭はお嬢さん一人。
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
いぐらお講だと言うても、常(じょう)年中に念仏や唱妙ばかりでもあんめえ、講の後で茶を飲めば、茶飲み話というのも出るでがしょう。話や相談はその時で結構じゃ。
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
相(そう)、豆(ず)、駿(すん)、遠(えん)、尾(び)、濃(のう)の間に流行し、昨年中は西は京阪より山陽、南海、西国まで蔓延(まんえん)し、東は房(ぼう)、総(そう)、常(じょう)、野(や)、武(ぶ)、信(しん)の諸州にも伝播(でんぱ)し、当年に至りては奥(おう)州に漸入するを見る。
妖怪玄談 (新字新仮名) / 井上円了(著)
いぐらお講だというても、常(じょう)年中に念仏や唱妙ばかりでもあんめえ、講の後で茶を飲めば、茶飲み話というのも出るでがしょう。話や相談はそのときで結構じゃ。
斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)