“局待”の読み方と例文
読み方割合
きよくまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此(こ)のまゝだと、もう一音信(いちおんしん)の料金(れうきん)を、と言(い)ふのであつた。たしか、市内(しない)は一音信(いちおんしん)金(きん)五錢(ごせん)で、局待(きよくまち)の分(ぶん)ともで、私(わたし)は十錢(じつせん)より預(あづか)つて出(で)なかつた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「この電報(でんぱう)を打(う)つて來(き)た。巖谷(いはや)の許(とこ)だ、局待(きよくまち)にして、返辭(へんじ)を持(も)つて歸(かへ)るんだよ。急(いそ)ぐんだよ。」で、局(きよく)で、局待(きよくまち)と言(い)ふと、局員(きよくゐん)が字數(じすう)を算(かぞ)へて、局待(きよくまち)には二字分(にじぶん)の符號(ふがう)がいる。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
そこで先生(せんせい)の草(した)がきを見(み)ると「ヰルナラタヅネル」一字(いちじ)のことだ。私(わたし)は考(かう)一考(いつかう)して而(しか)して辭句(じく)を改(あらた)めた。「ヰルナラサガス」此(こ)れなら、局待(きよくまち)の二字分(にじぶん)がきちんと入(はひ)る、うまいでせう。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)