“局方”の読み方と例文
読み方割合
つぼねがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの悧発りはつな子のことですから、お局方つぼねがたにも愛され、信長公からも、またなく可愛がられていたそうですが、天正十年、信長公も本能寺で御最期となり、安土もあんなことになって
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「今夕は、二の丸で、久しぶり、お局方つぼねがたと御一しょに、お食事をなさると仰せられて、先ほど、お入りになりました。西の丸へお渡りになると、いつも、おそくおなりでいつお戻りやら分りません」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)