トップ
>
少年心
>
こどもごころ
ふりがな文庫
“
少年心
(
こどもごころ
)” の例文
僕は
少年心
(
こどもごころ
)
に少し薄気味悪く思ったが、松の下に近づいて見ると角のない
奴
(
やつ
)
のさまで大きくない鹿で、
股
(
もも
)
に
銃丸
(
たま
)
を受けていた。
鹿狩り
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
水車
(
みづぐるま
)
は
川向
(
かはむかふ
)
にあつて
其
(
その
)
古
(
ふる
)
めかしい
處
(
ところ
)
、
木立
(
こだち
)
の
繁
(
しげ
)
みに
半
(
なか
)
ば
被
(
おほ
)
はれて
居
(
ゐ
)
る
案排
(
あんばい
)
、
蔦葛
(
つたかづら
)
が
這
(
は
)
ひ
纏
(
まと
)
ふて
居
(
ゐ
)
る
具合
(
ぐあひ
)
、
少年心
(
こどもごころ
)
にも
面白
(
おもしろ
)
い
畫題
(
ぐわだい
)
と
心得
(
こゝろえ
)
て
居
(
ゐ
)
たのである。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
水車は
川向
(
かわむこう
)
にあってその古めかしい処、
木立
(
こだち
)
の
繁
(
しげ
)
みに半ば
被
(
おお
)
われている
案排
(
あんばい
)
、
蔦葛
(
つたかずら
)
が
這
(
は
)
い
纏
(
まと
)
うている具合、
少年心
(
こどもごころ
)
にも面白い画題と心得ていたのである。
画の悲み
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
僕は
少年心
(
こどもごころ
)
にもこの美しい景色をながめて、
恍惚
(
うっとり
)
としていたが、いつしか
眼瞼
(
まぶた
)
が重くなって来た。
鹿狩り
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
眺
(
なが
)
めて居ると
少年心
(
こどもごころ
)
にも
哀
(
かなし
)
いような
楽
(
たのし
)
いような、
所謂
(
いわゆ
)
る
春愁
(
しゅんしゅう
)
でしょう、そんな
心持
(
こころもち
)
になりました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
少年心
(
こどもごころ
)
に色々と考えて、そして其大事は僕の身の上に関することだと信ずるようになりました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“少年”で始まる語句
少年
少年時代
少年少女
少年工
少年郎
少年讀者
少年兵
少年雑誌
少年連盟
少年諸君