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小介川文學士
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こすけがはぶんがくし
ふりがな文庫
“
小介川文學士
(
こすけがはぶんがくし
)” の例文
『
貴殿
(
あなた
)
は
何處
(
どこ
)
の
御出身
(
ごしゆつしん
)
ですか』と
突然
(
とつぜん
)
高等商業
(
かうとうしやうげふ
)
出身
(
しゆつしん
)
の
某
(
なにがし
)
、
今
(
いま
)
は
或
(
ある
)
會社
(
くわいしや
)
に
出
(
で
)
て
重役
(
ぢゆうやく
)
の
覺
(
おぼえ
)
目出度
(
めでた
)
き
一人
(
ひとり
)
の
男
(
をとこ
)
が
小介川文學士
(
こすけがはぶんがくし
)
の
隣
(
となり
)
に
坐
(
すわ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
新來
(
しんらい
)
の
客
(
きやく
)
に
問
(
と
)
ひかけた。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
今
(
いま
)
は
都下
(
とか
)
で
最
(
もつと
)
も
有力
(
いうりよく
)
なる
某
(
なにがし
)
新聞
(
しんぶん
)
の
經濟部主任記者
(
けいざいぶしゆにんきしや
)
たり、
次
(
つぎ
)
の
總選擧
(
そうせんきよ
)
には
某黨
(
ぼうたう
)
より
推
(
おさ
)
れて
議員候補者
(
ぎゐんこうほしや
)
たるべき
人物
(
じんぶつ
)
、
兒玉進五
(
こだましんご
)
とて
小介川文學士
(
こすけがはぶんがくし
)
は
既
(
すで
)
に
人々
(
ひと/″\
)
に
紹介
(
せうかい
)
したのである。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
小介川文學士
(
こすけがはぶんがくし
)
が
伴
(
ともな
)
ふて
來
(
き
)
た
一人
(
ひとり
)
の
男
(
をとこ
)
を
除
(
のぞ
)
いては
皆
(
み
)
な
此倶樂部
(
このくらぶ
)
の
會員
(
くわいゐん
)
で、
其
(
そ
)
の
一人
(
ひとり
)
はオックスホード
大學
(
だいがく
)
の
出身
(
しゆつしん
)
、
其一人
(
そのひとり
)
はハーバード
大學
(
だいがく
)
の
出身
(
しゆつしん
)
など、
皆
(
み
)
なそれ/″\の
肩書
(
かたがき
)
を
持
(
もつ
)
て
居
(
ゐ
)
る
年少氣鋭
(
ねんせうきえい
)
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
介
常用漢字
中学
部首:⼈
4画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
學
部首:⼦
16画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画