つひ)” の例文
旧字:
エヽ此水指このみづさしまこと結構けつこうですな、それからむかうのお屏風びやうぶ、三ぷくつひ探幽たんにゆうのおぢくそれ此霰このあられかま蘆屋あしやでげせうな
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
一人は妻なるべしつひするほどの年輩としばいにてこれは実法に小さき丸髷まるまげをぞ結ひける、病みたる人は来るよりやがて奥深に床を敷かせて、くくり枕につむりを落つかせけるが
うつせみ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)