“寐耄”の読み方と例文
読み方割合
ねぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へえゝ……おまへだれだえ。竹「ホヽヽなんだよ、おたけだアね。梅「こゝは釣堀つりぼりかい。竹「なんだね、うちるんだよ、おまへ寐耄ねぼけたね、うか夢でも見たんだよ。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
かれおほくのげかゝつたやしろと、寂果さびはててら見盡みつくして、いろめた歴史れきしうへに、くろあたまける勇氣ゆうきうしなひかけた。寐耄ねぼけたむかし彽徊ていくわいするほどかれ氣分きぶんれてゐなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)