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家族
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うち
ふりがな文庫
“
家族
(
うち
)” の例文
さうしちや
馬
(
うま
)
の
裾湯
(
すそゆ
)
沸
(
わ
)
えてねえつて
云
(
ゆ
)
つちや
家族
(
うち
)
の
者
(
もの
)
こと
追
(
お
)
ひ
出
(
だ
)
してなあ、
百姓
(
ひやくしやう
)
はおめえ
夜中
(
よなか
)
まで
眠
(
ねむ
)
んねえで
待
(
ま
)
つちや
居
(
ゐ
)
らんねえな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
何でも、「今から森の中にいる
家族
(
うち
)
の者に逢いに行く。」といって聞かないのだそうだ。「森の中に、あの子の家があるのか?」と聞くと、「あるもんですか。」とミタイエレが言う。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
故里
(
くに
)
のほうに都合がついたら、趙君に面倒を見てもらって、帰りに、ハルビンまで
家族
(
うち
)
のやつらを伴れて来てもらうつもりだ。旅券の関係で、ウラジオへ呼ぶということは厄介だからねえ。
安重根:――十四の場面――
(新字新仮名)
/
谷譲次
、
林不忘
(著)
私の
家族
(
うち
)
は御飯のとき、向側の角が祖母、火鉢をはさんで父、すこしはなれて母、母の横から小さい姉妹が
折曲
(
おりまが
)
って、祖母の前が丁度私の居場所になる。みんな、
各自
(
めいめい
)
のお膳を行儀よくひかえる。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そんだが
俺
(
お
)
れ
旦那
(
だんな
)
に
云
(
や
)
あれてから、
家族
(
うち
)
の
奴等
(
やつら
)
ことも
怒
(
おこ
)
んねえはあ、
俺
(
お
)
れうめえ
處
(
とこ
)
見
(
み
)
られつちやつたな、いや
云
(
や
)
あれちや
勿體
(
もつてえ
)
ながす、
本當
(
ほんたう
)
に
勿體
(
もつてえ
)
ねえだよ
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
「そりやさうと、お
前
(
まへ
)
も
家族
(
うち
)
の
極
(
きま
)
りをつける
積
(
つもり
)
だつていふんだが、まあどうする
積
(
つもり
)
なんだね」と
靜
(
しづか
)
に
聞
(
き
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“家族”の解説
家族(かぞく、en: family、de: Familie、fr: famille)とは、
夫婦や親子という関係を中心とする近親者によって構成され、相互の感情的きずなに基づいて日常生活を共同に営む最も小さな共同体である。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
族
常用漢字
小3
部首:⽅
11画
“家族”で始まる語句
家族的
家族史
家族名
家族者
家族万歳
家族雇人