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如斯
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こんな
ふりがな文庫
“
如斯
(
こんな
)” の例文
「そんなら
何故
(
なぜ
)
お前さん月の
中
(
うち
)
十日は
必然
(
きっと
)
休むの? お前さんはお酒は
呑
(
のま
)
ないし外に道楽はなし満足に仕事に出てさえおくれなら
如斯
(
こんな
)
貧乏は仕ないんだよ。——」
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
文学でも武芸でも何でも外に出ることが出来さえすれば
難有
(
ありがた
)
いと云うので出掛けたことだから、故郷を去るに少しも未練はない、
如斯
(
こんな
)
処
(
ところ
)
に誰が居るものか、
一度
(
いちど
)
出たらば鉄砲玉で
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
致したり
霞
(
かすみ
)
ヶ
關
(
せき
)
の坂下にて
惡
(
わる
)
い
犬
(
いぬ
)
めが
吼付
(
ほえつく
)
故
(
ゆゑ
)
據所
(
よんどころ
)
なく
拔討
(
ぬきうち
)
に犬を斬しが其血が
刎
(
はね
)
衣類
(
いるゐ
)
を
如斯
(
こんな
)
に
汚
(
よご
)
せしなりと云つゝ
吐息
(
といき
)
を
吐
(
つく
)
體
(
さま
)
が
何
(
どう
)
も
怪
(
あや
)
しく思はれたり夫のみならず第一に
病家
(
びやうか
)
へ行に
傘
(
かさ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
“如”で始まる語句
如何
如
如才
如何様
如来
如此
如意
如露
如法
如月