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好者
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すきしや
ふりがな文庫
“
好者
(
すきしや
)” の例文
先日
(
こなひだ
)
東京美術倶楽部で行はれた水戸家の売立会には、色々
好者
(
すきしや
)
の眼を
聳
(
そばだ
)
てさせる物が、それ/″\素晴しい
価
(
ね
)
で取引せられたやうであつたが
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
山田
(
やまだ
)
は
出嫌
(
でぎら
)
ひであつたが、
私
(
わたし
)
は
飛行自由
(
ひぎやうじざい
)
の
方
(
はう
)
であるから、
四方
(
しはう
)
に
交
(
まじはり
)
を
結
(
むす
)
びました、
処
(
ところ
)
が
予備門
(
よびもん
)
内
(
ない
)
を
普
(
あまね
)
く
尋
(
たづ
)
ねて見ると、なか/\
斯道
(
しだう
)
の
好者
(
すきしや
)
が
潜伏
(
せんぷく
)
して
居
(
ゐ
)
るので
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ある時鴻池の主人が
好者
(
すきしや
)
の友達二三人と一緒に
生玉
(
いくたま
)
へ花見に出掛けた事があつた。一
献
(
こん
)
掬
(
く
)
まうといふ事になつて、皆はそこにある料理屋に入つた。
青磁の皿
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ある時鴻池の主人が
好者
(
すきしや
)
の友達二三人と一緒に
生玉
(
いくたま
)
へ花見に出掛けた事があつた。一
献
(
こん
)
掬
(
く
)
まうといふ事になつて、皆はそこにある料理屋に入つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
値段からいふと、大したものではないが、ある意味で
好者
(
すきしや
)
仲間の好奇心を
牽
(
ひ
)
いてゐたのは、この香炉であつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
実業家
馬越
(
まごし
)
恭平氏は、
旧臘
(
きうらふ
)
大連
(
たいれん
)
へ往つたが、用事が済むと毎日のやうに骨董屋
猟
(
あさ
)
りを始めた。何か知ら、掘出し物をして、
好者
(
すきしや
)
仲間の度胆を抜かうといふ考へなのだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
古代更紗は
好者
(
すきしや
)
の目を
牽
(
ひ
)
いて、皆で二万一千円の高値に取引された。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“好”で始まる語句
好
好奇
好事家
好事
好加減
好悪
好奇心
好々爺
好誼
好餌