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夫婦
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いつしよ
ふりがな文庫
“
夫婦
(
いつしよ
)” の例文
深川
(
ふかがは
)
の
此
(
こ
)
の
木場
(
きば
)
の
材木
(
ざいもく
)
に
葉
(
は
)
が
繁
(
しげ
)
つたら、
夫婦
(
いつしよ
)
になつて
遣
(
や
)
るツておつしやつたのね。
何
(
ど
)
うしたつて
出來
(
でき
)
さうもないことが
出來
(
でき
)
たのは、
私
(
わたし
)
の
念
(
ねん
)
が
屆
(
とゞ
)
いたんですよ。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
私はもう何の因果で此様な人と
夫婦
(
いつしよ
)
になツたんだらうと思いながら、種々義理の絡まツてゐることもあツたんですし、嫌でも
勤
(
つと
)
めるだけのことは勤めなければならない。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
『嘘でねえでヤ。俺ア
眞實
(
ほんと
)
に、
汝
(
うな
)
アせえ承知して
呉
(
け
)
えれば、
夫婦
(
いつしよ
)
になりてえど思つてるのに。』
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『嘘でねえでヤ。俺ア
真実
(
ほんと
)
に、
汝
(
うな
)
アせえ承知して
呉
(
け
)
えれば、
夫婦
(
いつしよ
)
になりてえど思つてるのに。』
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
長患ひの末、母は
翌年
(
あくるとし
)
になつて遂に死んだ。程なくして兄は或る
芸妓
(
げいしや
)
を
落籍
(
ひか
)
して
夫婦
(
いつしよ
)
になつた。智恵子は其賤き女を姉と呼ばねばならなかつた。遂に兄の意に
逆
(
さから
)
つて洗礼を受けた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
其時、嫁のお喜勢さん(と母が呼んでゐた。)は別段泣きもしなかつたと、私の母は妙に恨みを持つてゐたものである。事情はよく知らないが、源作叔父は其儘、
嫂
(
あによめ
)
のお喜勢さんと
夫婦
(
いつしよ
)
になつた。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“夫婦”の意味
《名詞》
夫婦(ふうふ、おっとめ、みょうと)
結婚している一組みの男女。
(出典:Wiktionary)
“夫婦”の解説
夫婦(ふうふ、めおと、みょうと)とは、適法の婚姻をした男性と女性。女夫・妻夫(めお、めおと、みょうと、めおっと、めおとこ)、妹背・妹兄(いもせ)、夫妻(ふさい)とも言う。男性を夫と呼び、女性を妻と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“夫婦”で始まる語句
夫婦喧嘩
夫婦仲
夫婦鳥
夫婦連
夫婦岩
夫婦釦
夫婦者
夫婦別
夫婦牛
夫婦島