大正たいしょう)” の例文
中にも外崎氏の名を指した人は、郷土の事にくわしい佐藤弥六さとうやろくさんという老人で、当時大正たいしょう四年に七十四歳になるといってあった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
いや、明治めいじだけではなく、大正たいしょう昭和しょうわとつづき、今日こんにちのわたくしたちにとっても、なおおおきなともしびであるといわなければなりません。(おわり)
じょうした能力のうりょくはじめておこったのは、じつ大正たいしょうねんはることで、かぞえてればモー二十ねんむかしになります。
新帝陛下の御践祚ごせんそがあった。明治と云う年号ねんごうは、昨日限り「大正たいしょう」と改められる、と云う事である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
大正たいしょう元年がんねんの夏のころ、僕は米国に滞留たいりゅうしていたが、そのころ日本の新聞通信にもあらわれたことで、シカゴ市における共和党きょうわとうの大会は近年にない大騒ぎで、独り米国の一大出来事できごとたるのみならず
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「そうね、おおきいから、大正たいしょうか、明治めいじにちがいないわ。」
一銭銅貨 (新字新仮名) / 小川未明(著)
大正たいしょう天皇即位の勅語には、つぎの字句がある。