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大嫌
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だいきらひ
ふりがな文庫
“
大嫌
(
だいきらひ
)” の例文
「
然
(
さ
)
うさ。お前だツて
俺
(
おれ
)
の
大嫌
(
だいきらひ
)
なことを
悦
(
よろこ
)
んで
行
(
や
)
ツてゐることがあるぢやないか。
現
(
げん
)
に
俺
(
おれ
)
が
思索
(
しさく
)
に
耽
(
ふけ
)
ツてゐる時にバイヲリンを
彈
(
ひ
)
いたりなんかして………」
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
その癖当人は政事臭い事には少しも手を出さない。それは何でも半分
為
(
す
)
るといふことが
大嫌
(
だいきらひ
)
だからである。ところが先生は
小間々々
(
こまごま
)
した事にはすぐに閉口する。
魔睡
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
私は親に
悖
(
さから
)
ふのぢやない、阿父さんと一処に居るのを
嫌
(
きら
)
ふのぢやないが、私は金貸などと云ふ
賤
(
いやし
)
い家業が
大嫌
(
だいきらひ
)
なのです。人を
悩
(
なや
)
めて
己
(
おのれ
)
を
肥
(
こや
)
す——浅ましい家業です!
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
も、はじめは「
豆府
(
とうふ
)
と
言文一致
(
げんぶんいつち
)
は
大嫌
(
だいきらひ
)
だ。」と
揚言
(
やうげん
)
なすつたものである。
湯どうふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いやもう
生得
(
しやうとく
)
大嫌
(
だいきらひ
)
、
嫌
(
きらひ
)
といふより
恐怖
(
こわ
)
いのでな。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
嫌
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫