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大国主命
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おおくにぬしのみこと
ふりがな文庫
“
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)” の例文
けれども
摂津国
(
せっつのくに
)
まで
来
(
く
)
ると、
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
に
止
(
と
)
められて、
陸
(
おか
)
へ
上
(
あ
)
がることができないので、しばらくは
海
(
うみ
)
の上に
住
(
す
)
んでいました。
赤い玉
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
『古事記』にも、
須佐之男命
(
すさのおのみこと
)
の女
須勢理毘売
(
すせりびめ
)
が、
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
に蛇の
領巾
(
ひれ
)
を授けて、蛇室中の蛇を制せしめたとあれば、上古本邦で女がかかる術を心得いたらしい。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
この女性は、神代に於ける第一の艶福家
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
のために、嫉妬の犠牲となった痛ましい女性である。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
祭神は
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
・
事代主命
(
ことしろぬしのみこと
)
・
宇賀魂命
(
うがのみたまのみこと
)
の三座で祭日は九月九日であって「相伝うこの神はタタラ師の持ち来たりし神なりと、ゆえに
金鋳護
(
かないご
)
の神ともいう。また山の神ともいう」
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「大国魂命と
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
とはちがいますか。」とまた一人が訊ねた。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
といって、
腰
(
こし
)
につるした
剣
(
つるぎ
)
を
抜
(
ぬ
)
いて、
海
(
うみ
)
の
水
(
みず
)
をかき
回
(
まわ
)
しますと、みるみるそこへりっぱな
御殿
(
ごてん
)
が
出来上
(
できあ
)
がりました。
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
はそれをごらんになると
赤い玉
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
むかし
神代
(
かみよ
)
のころに、
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
の
幸魂
(
さきみたま
)
、
奇魂
(
くしみたま
)
の
神
(
かみ
)
さまとして、この
国
(
くに
)
へ
渡
(
わた
)
っておいでになった
大物主命
(
おおものぬしのみこと
)
は、
後
(
のち
)
に
大和国
(
やまとのくに
)
の
三輪
(
みわ
)
の山におまつられになりました。
三輪の麻糸
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
これも
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
が、
八千矛
(
やちほこ
)
をつえについて、
国々
(
くにぐに
)
をめぐって
歩
(
ある
)
いておいでになる
時
(
とき
)
のことでした。
赤い玉
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“大国主命”で始まる語句
大国主命様