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場処
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ばしよ
ふりがな文庫
“
場処
(
ばしよ
)” の例文
旧字:
場處
道子
(
みちこ
)
は
上野
(
うへの
)
から
省線電車
(
しやうせんでんしや
)
に
乗
(
の
)
り
松戸
(
まつど
)
の
駅
(
えき
)
で
降
(
お
)
りたが、
寺
(
てら
)
の
名
(
な
)
だけは
思出
(
おもひだ
)
すことができたものゝ、その
場処
(
ばしよ
)
は
全
(
まつた
)
く
忘
(
わす
)
れてゐるので、
駅前
(
えきまへ
)
にゐる
輪
(
りん
)
タクを
呼
(
よ
)
んでそれに
乗
(
の
)
つて
行
(
ゆ
)
くと
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
「
西伯利亜
(
シベリア
)
の景色お気に入りしと思ふ」と云ふ
大連
(
たいれん
)
の
平野万里
(
ひらのまり
)
さんから
寄越
(
よこ
)
したものであつた。伊藤公の狙撃されたと云ふ
場処
(
ばしよ
)
に立つて、
其
(
その
)
日
眼前
(
がんぜん
)
に見た話を
軍司
(
ぐんじ
)
氏の語るのを聞いた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“場”で始まる語句
場
場所
場合
場末
場面
場数
場内
場中
場裡
場銭