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国芳
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くによし
ふりがな文庫
“
国芳
(
くによし
)” の例文
僕は
少時
(
せうじ
)
国芳
(
くによし
)
の
浮世絵
(
うきよゑ
)
にこの話の書いたのを見てゐたから、「
吉原八景
(
よしはらはつけい
)
」だの「黒髪」だのよりも「石の枕」に興味を感じてゐた。
槐
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
勝川
春亭
(
しゅんてい
)
の「品川沖之鯨
高輪
(
たかなわ
)
より見る之図」や、歌川
国芳
(
くによし
)
の「七浦捕鯨之図」「宮本武蔵巨鯨退治之図」などが
挿入
(
そうにゅう
)
されてあった。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
国芳
(
くによし
)
らの画家に至つてはそれらの画題は
忽
(
たちま
)
ち平凡となり最初春章の門人
春英
(
しゅんえい
)
の作中に見たる幽霊の図の如きも
文政
(
ぶんせい
)
天保
(
てんぽう
)
度
(
ど
)
の画家にあつては実に残虐を
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
容斎
(
ようさい
)
、
嵩谷
(
すうこく
)
、
雪旦
(
せったん
)
、
文晁
(
ぶんちょう
)
、
国芳
(
くによし
)
あたりまでが
轡
(
くつわ
)
を並べているというわけだから、その間に挟まって、
勝
(
まさ
)
るとも劣るところなき名乗りを揚げようというのは骨だ
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
玄冶店
(
げんやだな
)
にいた
国芳
(
くによし
)
が、
豊国
(
とよくに
)
と合作で、大黒と
恵比寿
(
えびす
)
が
角力
(
すもう
)
をとっているところを書いてくれたが、
六歳
(
むっつ
)
か
七歳
(
ななつ
)
だったので、
何時
(
いつ
)
の間にかなくなってしまった。画会なぞに、
広重
(
ひろしげ
)
も来たのを覚えている。
旧聞日本橋:22 大門通り界隈一束(続旧聞日本橋・その一)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
これに
亜
(
つ
)
ぐものは
国芳
(
くによし
)
が
御厩川岸
(
おんまやがし
)
雨中の景なるべし。
夕立
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“国芳(歌川国芳)”の解説
歌川 国芳(うたがわ くによし、寛政9年11月15日(1798年1月1日
) - 文久元年3月5日(1861年4月14日))は、江戸時代末期の浮世絵師。
(出典:Wikipedia)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
“国”で始まる語句
国
国許
国境
国府津
国中
国是
国府
国手
国人
国土