四五尺しごしやく)” の例文
これはすこひらたいがねのようなかたちをしたもので、ちひさいものは四五寸しごすんおほきいものになると四五尺しごしやくもあり、すてきにおほきなものであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
大正十二年たいしようじゆうにねん關東大地震かんとうだいぢしんおい熱海港あたみこう兩翼りようよくすなはきた衞戍病院分室えいじゆびよういんぶんしつのあるへんみなみ魚見崎うをみざきおいてはなみたか四五尺しごしやくしかなかつたが、船着場ふなつきばでは十五尺じゆうごしやく
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
じつ一昨年いつさくねん出雲路いづもぢたびには、仔細しさいあつて大阪朝日新聞おほさかあさひしんぶん學藝部がくげいぶ春山氏はるやまし大屋臺おほやたい後見こうけんについてた。此方こつちだまつて、特等とくとう、とあるのをポンとゆびのさきですと、番頭ばんとう四五尺しごしやくする/\とさがつた。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)