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哀楽
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あいらく
ふりがな文庫
“
哀楽
(
あいらく
)” の例文
失敗
(
しつぱい
)
あり、
喜怒
(
きど
)
有り
哀楽
(
あいらく
)
ありで、一部の
好小説
(
こうせうせつ
)
が出来るのです、で
又
(
また
)
今後の
硯友社
(
けんいうしや
)
は
如何
(
いかに
)
と
云
(
い
)
ふのも
面白
(
おもしろ
)
い問題で、九年の
平波
(
へいは
)
に
掉
(
さをさ
)
して
居
(
ゐ
)
た
私
(
わたし
)
の
気運
(
きうん
)
も
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
強
(
し
)
いて形容詞のなかへ入れられないような人間同志が
無上
(
むじょう
)
の信頼と
哀楽
(
あいらく
)
と
相憐
(
あわれみ
)
とを共にして生きて
居
(
い
)
る。——
家庭愛増進術:――型でなしに
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「
媼
(
おうな
)
を見れば、媼の
目皺
(
めじわ
)
。荒くれを見れば荒くれの眉。かなしみ、よろこび、
哀楽
(
あいらく
)
の色。
女性
(
にょしょう
)
も
餓鬼
(
がき
)
も貴人も
乞食
(
こつじき
)
も、
仮面
(
めん
)
打ちの目にはみなありがたい生き手本でござりますれば」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
哀楽
(
あいらく
)
の
表情
(
へうじやう
)
もなく
親
(
した
)
しげに
畜類
(
ちくるゐ
)
の
眼
(
め
)
と
並
(
なら
)
びつつ
何
(
なに
)
をか
凝視
(
みつ
)
む。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
哀楽
(
あいらく
)
のつめたきにほひ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“哀楽”の意味
《名詞》
かなしみと楽しみ。
(出典:Wiktionary)
哀
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“哀”で始まる語句
哀
哀憐
哀愁
哀悼
哀願
哀訴
哀哭
哀々
哀傷
哀号