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和
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のど
ふりがな文庫
“
和
(
のど
)” の例文
さりとては
諦
(
あきらめ
)
も得ず、また
和
(
のど
)
の悟りをも見ね、ただすこしおのれ知るからただ堪へて
遜
(
へりくだ
)
るのみ。ややややにかくてあるまで。寂しがり寂しがるなる。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
これは、君命を帯びて辺土の防備に行くのだが、その別を悲しむ歌である。これも彼等の真実の一面、また、「大君の
辺
(
へ
)
にこそ死なめ
和
(
のど
)
には死なじ」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
○汐干狩の楽地として、春末夏初の風
和
(
のど
)
かに天暖かなる頃、あるいは
蛤蜊
(
こうり
)
を
爪紅
(
つまくれない
)
の手に
撈
(
と
)
るあり、あるいは
銛
(
もり
)
を手にして
牛尾魚
(
こち
)
比目魚
(
ひらめ
)
を突かんとするもあるところなり。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
土埃
(
つちぼこり
)
が立つように乾いて春光が
和
(
のど
)
かに輝いているのに、ひとたび同じ街の裏の方へ廻って見ると、雪は屋根の高さまで積まれ、人々は徳川時代さながらに雪の穴居生活の状態をしているのである。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
さりとては
諦
(
あきら
)
めも得ず、また
和
(
のど
)
の悟りをも見ね、ただすこしおのれ知るからただ堪へて
遜
(
へりくだ
)
るのみ。ややややにかくてあるまで。寂しがり寂しがるなる。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
われつひに
和
(
のど
)
に生きざらむとおもへども
何
(
なに
)
にこのごろ友つぎつぎに死す
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ジュネーヴのアスカナシイの
業績
(
げふせき
)
を語りたまひて
和
(
のど
)
に日は暮る
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“和”を含む語句
和尚
柔和
平和
温和
調和
和郎
和女
大和
日和
和魂
穏和
和主
三和土
和蘭陀
和琴
大和魂
和声
和合
大和尚
混和
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