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句切
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くぎ
ふりがな文庫
“
句切
(
くぎ
)” の例文
「
拳固
(
げんこ
)
……
抓
(
つね
)
り
餅
(
もち
)
、……
赤
(
あか
)
いお
團子
(
だんご
)
。……それが
可厭
(
いや
)
なら
蝦蛄
(
しやこ
)
の
天麩羅
(
てんぷら
)
。」と、
一
(
ひと
)
ツづゝ
句切
(
くぎ
)
つて
憎體
(
にくた
)
らしく
節
(
ふし
)
をつける。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ハッキリ
句切
(
くぎ
)
りがついて頭に畳み込んでありませぬから、あるいは前後したり、混雑したり、いろいろお聴きにくいところがあるだろうと思います。
道楽と職業
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
と新太郎君の母親は
句切
(
くぎ
)
り/\でお辞儀をしている。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ところへ急に
金盥
(
かなだらい
)
を
叩
(
たた
)
き合せるような音がした。一度ではない。二度三度と聞いているうちに、じゃじゃん、じゃららんと時を
句切
(
くぎ
)
って、
拍子
(
ひょうし
)
を取りながら叩き立てて来る。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
上人
(
しやうにん
)
は
一寸
(
ちよいと
)
句切
(
くぎ
)
つて
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
只
句切
(
くぎ
)
りが悪くつて、
字遣
(
じづかひ
)
が異様で、言葉の
運
(
はこ
)
び
方
(
かた
)
が
重
(
おも
)
苦しくつて、丸で古い
御寺
(
おてら
)
を見る様な心持がした丈である。此一節丈読むにも
道程
(
みちのり
)
にすると、三四町も
掛
(
かゝ
)
つた。しかも
判然
(
はつきり
)
とはしない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“句”で始まる語句
句
句読
句調
句碑
句柄
句塚
句読点
句仏
句章
句合