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くちえ
ふりがな文庫
“
口絵
(
くちえ
)” の例文
旧字:
口繪
そして、二十
年
(
ねん
)
前
(
まえ
)
に、
雑誌
(
ざっし
)
の
口絵
(
くちえ
)
で
見
(
み
)
たのと、どれだけちがっているか、
自分
(
じぶん
)
は
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
でくらべてみようと
思
(
おも
)
いました。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
唯
(
ただ
)
それだけを見て過ぎた。
女今川
(
おんないまがわ
)
の
口絵
(
くちえ
)
でなければ、近頃は余り見掛けない。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おばあさんは、まだ、
若
(
わか
)
い
時分
(
じぶん
)
に、なにかの
雑誌
(
ざっし
)
についている
口絵
(
くちえ
)
で
見
(
み
)
た、
軽気球
(
けいききゅう
)
の
空
(
そら
)
に
上
(
あ
)
がっている
姿
(
すがた
)
を、いつまでも
忘
(
わす
)
れることができませんでした。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こう、
孫
(
まご
)
たちが
説明
(
せつめい
)
すると、おばあさんは、だまって
聞
(
き
)
いていられました。そして、ふと
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
に、
昔
(
むかし
)
、
雑誌
(
ざっし
)
の
口絵
(
くちえ
)
で
見
(
み
)
た、
軽気球
(
けいききゅう
)
の
上
(
あ
)
がっている
光景
(
こうけい
)
が、ありありとして、
映
(
うつ
)
ったのであります。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“口絵”の解説
口絵(くちえ)とは、イラストレーションの一種であるが、必ず単行本、雑誌などの巻頭に入れられたものを指す。このため、フロンティスピース(扉絵)とも呼ばれる。近年、美術的価値を認められる作品は木版画による木版口絵である。本項もこの木版口絵について述べる。
(出典:Wikipedia)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々