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千山
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せんざん
ふりがな文庫
“
千山
(
せんざん
)” の例文
晩は
天春君
(
あまかすくん
)
の
斡旋
(
あっせん
)
ですでに準備のできている宴会を断った。そうして逃げるように汽車に乗った。乗る時橋本にこの様子じゃ
千山
(
せんざん
)
行は撤回だと云った。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
千山
(
せんざん
)
萬岳
(
ばんがく
)
疊々
(
てふ/″\
)
と、
北
(
きた
)
に
走
(
はし
)
り、
西
(
にし
)
に
分
(
わか
)
れ、
南
(
みなみ
)
より
迫
(
せま
)
り、
東
(
ひがし
)
より
襲
(
おそ
)
ふ
四圍
(
しゐ
)
たゞ
高
(
たか
)
き
白妙
(
しろたへ
)
なり。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
之
(
これ
)
が
普通
(
ふつう
)
の
塲所
(
ばしよ
)
なら、かゝる
死地
(
しち
)
に
落
(
お
)
ちても、
鐵車
(
てつしや
)
をば
此處
(
こゝ
)
に
打棄
(
うちす
)
てゝ、
其
(
その
)
身
(
み
)
だけ
免
(
まぬが
)
れ
出
(
で
)
る
工夫
(
くふう
)
の
無
(
な
)
いでもないが、
千山
(
せんざん
)
萬峰
(
ばんぽう
)
の
奧深
(
おくふか
)
く、
數十里
(
すうじふり
)
四方
(
しほう
)
は
全
(
まつた
)
く
猛獸
(
まうじう
)
毒蛇
(
どくじや
)
の
巣窟
(
さうくつ
)
で、
既
(
すで
)
に
此時
(
このとき
)
數十
(
すうじふ
)
の
獅子
(
しゝ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
本来を云うと、
千山
(
せんざん
)
へ行くのが目的で、わざわざここに降りたには相違ないが、一旦自分が千山行を
諦
(
あきら
)
めたとなると、ほかの連中が
予定通
(
よていどおり
)
に行動するのが、いまいましくなる。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“千山”の意味
《名詞》
千 山(せんざん)
多くの山。
(出典:Wiktionary)
“千山”の解説
千山(せんざん、Qian Shan、満州語: minggan alin)は、中華人民共和国遼寧省鞍山市の南東18kmの山地である。中国東北部の三大名山のひとつである。中華人民共和国国家級風景名勝区(1982年認定)、中国の5A級観光地(2017年認定)。
(出典:Wikipedia)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“千山”で始まる語句
千山宗及居士