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千字文
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せんじもん
ふりがな文庫
“
千字文
(
せんじもん
)” の例文
「読めなくってよ、いろはにほへとから
源平藤橘
(
げんぺいとうきつ
)
、それから
三字経
(
さんじきょう
)
に
千字文
(
せんじもん
)
、四書五経の
素読
(
そどく
)
まで俺らは習っているんだ」
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
幼にして
聡敏
(
そうびん
)
比なく、四歳にして
千字文
(
せんじもん
)
を読み、七歳にして出家せんことを求めたが、十二歳の時宇多上皇に見出されて、上皇の法の弟子となった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ソレカラ
何処
(
どこ
)
かで
法螺
(
ほら
)
の貝を借りて来て、
面
(
かお
)
を隠して
二人
(
ふたり
)
で出掛けて、杉山が貝を吹く、お経の文句は、私が少年の時に
暗誦
(
あんしょう
)
して
居
(
い
)
た
蒙求
(
もうぎゅう
)
の表題と
千字文
(
せんじもん
)
で
請持
(
うけも
)
ち
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
そのとき
和邇
(
わに
)
は、十
巻
(
かん
)
の
論語
(
ろんご
)
という本と、
千字文
(
せんじもん
)
という一巻の本とを持って来て献上しました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
という句などは、私たちもまだ記憶するが、こちらの歴史に
引比
(
ひきくら
)
べてみると、
王仁
(
わに
)
の『
千字文
(
せんじもん
)
』などよりは
是
(
これ
)
はまたずっと前のことで、明かに詩人の空想であったことがすぐに
判
(
わか
)
る。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
天地玄黄
(
てんちげんこう
)
とかいう
千字文
(
せんじもん
)
を盗んだような名前のドクトルを連れて来た。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“千字文”の解説
『千字文』(せんじもん、中国語ピンイン:Qiānzìwén)は、子供に漢字を教えたり、書の手本として使うために用いられた漢文の長詩である。すべて異なる1000の文字が使われている。
(出典:Wikipedia)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“千”で始まる語句
千住
千切
千々
千種
千
千尋
千歳
千曲川
千鳥
千代