“せんじもん”の漢字の書き方と例文
語句割合
千字文100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき和邇わには、十かん論語ろんごという本と、千字文せんじもんという一巻の本とを持って来て献上しました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
という句などは、私たちもまだ記憶するが、こちらの歴史に引比ひきくらべてみると、王仁わにの『千字文せんじもん』などよりはこれはまたずっと前のことで、明かに詩人の空想であったことがすぐにわかる。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
天地玄黄てんちげんこうとかいう千字文せんじもんを盗んだような名前のドクトルを連れて来た。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)