“創(はじま)” の例文
才人の官、晉(しん)の武帝に創(はじま)り、宋時に至つて尚(なほ)之を沿用す。然れども才子を才人と称しても差支へなきは勿論なり。辞源にも「有才之人曰才人。猶言才子(なほさいしといふ)」
念仁波念遠入礼帖 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
予(わし)の戀人(こひびと)よりも美(うつく)しい! 何(なに)もかも見通(みとほ)しの太陽(たいやう)でも、現世(このよ)創(はじま)って以來(このかた)、又(また)とは彼女程(あれほど)の女(をなご)をば見(み)なんだのぢゃ。
我邦(くに)識者の国防的観念に、一大刺激を与えたるもの、実に露国の北辺を侵擾したるに拠る。蓋(けだ)し露国の警を報じたるは、明和八年(千七百七十一年)露国西比利亜(シベリア)の流竄(りゅうざん)者、波蘭(ポーランド)人アウスより創(はじま)る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)