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優劣
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ゆうれつ
ふりがな文庫
“
優劣
(
ゆうれつ
)” の例文
技の
優劣
(
ゆうれつ
)
はとにかくとして春琴の方がより
天才肌
(
てんさいはだ
)
であり佐助は刻苦
精励
(
せいれい
)
する努力家であったことだけは間違いがあるまい。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その
馬
(
うま
)
のかたわらへ
甲
(
こう
)
の
馬
(
うま
)
が
並
(
なら
)
びますと、それは
較
(
くら
)
べものにならないほど、
姿
(
すがた
)
の
上
(
うえ
)
で
優劣
(
ゆうれつ
)
がありました。
甲
(
こう
)
の百
姓
(
しょう
)
は、
内心
(
ないしん
)
恥
(
は
)
ずかしくてしかたがありませんでした。
駄馬と百姓
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そしていろいろの意見が輿論として社会的な圧力を持つに至るのは、意見の内容そのものの
優劣
(
ゆうれつ
)
よりも、言論・報道・宣伝の諸手段を利用する能力によることが多い。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
博物館
(
はくぶつかん
)
の
優劣
(
ゆうれつ
)
をきめることは
餘程
(
よほど
)
困難
(
こんなん
)
ですが、なんといつてもヨーロッパにおいて
有名
(
ゆうめい
)
な
博物館
(
はくぶつかん
)
は、まづ
第一
(
だいゝち
)
にイギリスのロンドンにある
大英博物館
(
だいえいはくぶつかん
)
を
擧
(
あ
)
げなければなりません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
優雅な
蒲公英
(
たんぽぽ
)
や
可憐
(
かれん
)
な赤まま草を、
罌粟
(
けし
)
や
撫子
(
なでしこ
)
と
優劣
(
ゆうれつ
)
をつけたろう。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
時には師匠の鶯の方から一定の場所に出張し弟子の鶯共がその周囲に集まりあたかも唱歌の教室のごとき観を呈するもちろん
箇々
(
ここ
)
の鶯によって素質の
優劣
(
ゆうれつ
)
声の
美醜
(
びしゅう
)
があり
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“優劣”の意味
《名詞》
優劣(ゆうれつ)
優れているか、劣っているか。
(出典:Wiktionary)
優
常用漢字
小6
部首:⼈
17画
劣
常用漢字
中学
部首:⼒
6画
“優”で始まる語句
優
優男
優雅
優形
優美
優婆塞
優婉
優渥
優曇華
優善