トップ
>
倶々
>
とも/″\
ふりがな文庫
“
倶々
(
とも/″\
)” の例文
ぞなし居たり感應院が
食事
(
しよくじ
)
仕果
(
しはて
)
し頃を計り寶澤も
油掃除
(
あぶらさうぢ
)
を
成
(
なし
)
果
(
はて
)
て
臺所
(
だいところ
)
へ入來り
下男
(
げなん
)
倶々
(
とも/″\
)
食事をぞなしぬ
胸
(
むね
)
に一物ある寶澤が
院主
(
ゐんしゆ
)
の方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
と云われて、一旦母も拒みましたが、娘は
肯
(
き
)
かず、
殊
(
こと
)
に丹治も
倶々
(
とも/″\
)
勧めますので、仕方がないと往生をしました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
四十
文
(
もん
)
にて
買
(
かひ
)
炮烙
(
はうろく
)
にて是を
煎
(
いり
)
金紙
(
きんがみ
)
に包み
鄭重
(
たいそう
)
らしくしてお
常
(
つね
)
に密と
渡
(
わた
)
しければお常は
喜
(
よろこ
)
び
金子
(
きんす
)
を玄柳に
遣
(
つかは
)
しお
熊
(
くま
)
倶々
(
とも/″\
)
厚
(
あつ
)
く禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
どうか丹三さんとおえいと色にでも成ったなら、私も丹治さんと
倶々
(
とも/″\
)
に末永く楽しめるだろうと思いまして、
主
(
ぬし
)
あるおえいに色事を勧め、丹三郎と密通をさせ、親子同志で
姦通
(
まおとこ
)
をいたし
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
替て責られし故今は一
命
(
めい
)
も
危
(
あやふ
)
きとの事を妻のお節は
聞
(
きゝ
)
及び有るにもあられぬ思ひなれば村役人
倶々
(
とも/″\
)
お慈悲願ひに出けれども其
度々
(
たび/\
)
役場にて
叱
(
しか
)
りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
倶
漢検準1級
部首:⼈
10画
々
3画
“倶”で始まる語句
倶
倶楽部
倶利伽羅
倶舎
倶樂部
倶知安
倶利伽羅坂
倶舎論
倶不戴天
倶梨伽羅紋々