トップ
>
仏家
>
ぶっか
ふりがな文庫
“
仏家
(
ぶっか
)” の例文
嘸
(
さぞ
)
お
愁傷
(
しゅうしょう
)
、お
馴染
(
なじみ
)
だけに
猶更
(
なおさら
)
お察し申します、あの方は誠に御貞節ないゝお方であったが、これが
仏家
(
ぶっか
)
でいう因縁とでも申しますのか、嘸まア残念な事でありましたろう
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
且
(
かつ
)
自然と云ふこと、万事にわたりて然らざることを得ず。(中略)又
仏家
(
ぶっか
)
に
漠然
(
まくねん
)
に帰すると云ふことあり。
是
(
こ
)
れ
空
(
くう
)
に体する大乗の
教
(
おしえ
)
なり。自然と云ふより一層あとなき
言
(
こと
)
なり。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
決してそんな
造作
(
ぞうさ
)
のないものではない。
孟子
(
もうし
)
は
求放心
(
きゅうほうしん
)
と云われたくらいだ。
邵康節
(
しょうこうせつ
)
は
心要放
(
しんようほう
)
と説いた事もある。また
仏家
(
ぶっか
)
では
中峯和尚
(
ちゅうほうおしょう
)
と云うのが
具不退転
(
ぐふたいてん
)
と云う事を教えている。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見れば世の中には不可思議無量の事なしと言い
難
(
がた
)
し
殊
(
こと
)
に
仏家
(
ぶっか
)
の書には奇異の事を
出
(
いだ
)
し
之
(
これ
)
を
方便
(
ほうべん
)
となし
神通
(
じんつう
)
となして
衆生
(
しゅじょう
)
を
済度
(
さいど
)
の
法
(
のり
)
とせり
是
(
こ
)
の篇に説く所の怪事も
亦
(
また
)
凡夫
(
ぼんぷ
)
の迷いを示して凡夫の迷いを
怪談牡丹灯籠:02 序
(新字新仮名)
/
総生寛
(著)
“仏家”の意味
《名詞》
仏がいる浄土。
仏教を信仰する家。
寺院。僧侶。
(出典:Wiktionary)
仏
常用漢字
小5
部首:⼈
4画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“仏”で始まる語句
仏蘭西
仏
仏陀
仏頂面
仏壇
仏性
仏国
仏弟子
仏像
仏心