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人面
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じんめん
ふりがな文庫
“
人面
(
じんめん
)” の例文
怪
(
あや
)
しと見返れば、更に怪し!
芳芬
(
ほうふん
)
鼻を
撲
(
う
)
ちて、
一朶
(
いちだ
)
の
白百合
(
しろゆり
)
大
(
おほい
)
さ
人面
(
じんめん
)
の
若
(
ごと
)
きが、満開の
葩
(
はなびら
)
を垂れて肩に
懸
(
かか
)
れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
時
(
とき
)
に
神學
(
しんがく
)
の
議論
(
ぎろん
)
まで
現
(
あら
)
はれて一しきりはシガーの
煙
(
けむ
)
を
熢々濛々
(
ぼう/\もう/\
)
たる
中
(
なか
)
に
六
(
ろく
)
七
(
しち
)
の
人面
(
じんめん
)
が
隱見
(
いんけん
)
出沒
(
しゆつぼつ
)
して、
甲走
(
かんばし
)
つた
肉聲
(
にくせい
)
の
幾種
(
いくしゆ
)
が
一高一低
(
いつかういつてい
)
、
縱横
(
じゆうわう
)
に
入
(
い
)
り
亂
(
みだ
)
れ、これに
伴
(
ともな
)
ふ
音樂
(
おんがく
)
はドスンと
卓
(
たく
)
を
打
(
う
)
つ
音
(
おと
)
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
良秀
(
よしひで
)
の娘の乗ったような、炎々と火の燃えしきる車が一輛、
人面
(
じんめん
)
の
獣
(
けもの
)
に曳かれながら、天から
下
(
お
)
りて来たと思いますと、その車の中からやさしい声がして、「大殿様をこれへ御迎え申せ。」と
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“人面”で始まる語句
人面疽
人面瘡
人面獣心
人面白
人面獣行
人面獸心
人面獸身
人面蛇体